初回接見について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部が解説します。
~初回接見とは~
逮捕等で身体拘束を受けている方のもとに刑事事件専門の弁護士を派遣するサービスです。
派遣先は、東京都内の警察署、警察留置施設、拘置所、少年鑑別所で、場合によっては刑務所や児童相談所への派遣も可能です。
~このような場合に初回接見を利用ください~
◇逮捕された時◇
(東京都葛飾区在住の50歳男性からの依頼)
先ほど、警視庁亀有警察署の警察官から「息子さんを詐欺罪で現行犯逮捕しました。」と電話がかかってきました。
息子が起こした事件の内容も、実際に息子が事件に関与していたのかも分からず困っています。
すぐにでも警察署に弁護士を派遣してもらえないでしょうか。
(東京都葛飾区在住の30歳女性からの依頼)
今朝、自宅に警視庁亀有警察署の警察官が捜索に来ました。
その捜索で夫の衣類等が押収されて、夫は警察署に連行されて行きました。
警察官からは「窃盗事件に関与している」と言われましたが、逮捕されたのかも分かりません。
とりあえずは、夫の現状を知りたいので、すぐに弁護士を警察署に派遣できないでしょうか。
◇勾留中されている時◇
(東京都葛飾区在住の40代父親からの依頼)
3日前に、18歳の息子が飲酒運転でひき逃げ事件を起こして、警視庁亀有警察署に逮捕されました。
逮捕されてすぐに、当番弁護士が息子に面会してくれましたが、その後、国選の弁護士が付いているのかも分からず、接見禁止のため、私たちは面会できません。
もし国選が付いていないのであれば早急に息子の弁護活動を開始していただけないでしょうか。
◇起訴されてしまった時◇
(東京都在住の65歳男性からの依頼)
約3週間前に、息子が覚せい剤取締法違反で警視庁亀有警察署に逮捕され、昨日、起訴されました。
これまで国選弁護人にお願いしていましたが、薬物事件に強い弁護士に切り替えて少しでも減軽できないでしょうか。
◇観護措置が決定してしまった時(少年事件)◇
(東京都葛飾区在住の30代母親からの依頼)
16歳の息子がストーカー行為で警視庁亀有警察署に逮捕され、昨日から少年鑑別所に収容されています。
息子から何をしたのか聞いておらず、どうして鑑別所に収容されたのかも分からず困惑しています。
今後の手続きや処分の見通しをアドバイスいただけないでしょうか。
◇判決が言い渡された時◇
(東京都在住の40歳男性からの依頼)
昨日、妻に、覚せい剤取締法違反で懲役2年の判決が言い渡されました。
控訴して、すぐに保釈を通して欲しいです。
一審は国選の弁護士に弁護してもらいましたが、控訴審からでも依頼できるでしょうか。
~初回接見のご利用を悩んでおられる方へ~
逮捕された方はもちろん、逮捕された方のご家族のほとんどは、早期の釈放や刑事罰の軽減を何よりも望んでいる事でしょう。
そんな希望を叶えるために何よりも大切なのは一刻も早く弁護活動を開始することですが、事件の詳細が分からなければ、刑事事件専門の弁護士であっても処分の見通しを立てることはできません。
この初回接見サービスをご利用いただく事で、今後の手続きの流れや、処分の見通しだけでなく、その後の弁護活動に必要な弁護士費用についても知ることができますので、悩んでおられる方はお気軽にフリーダイヤル0120-631-881(24時間受付中)にお電話ください。