東京都日野市の刑事事件で逮捕 強制わいせつ事件で弁護士の活動により不起訴に
東京都日野市に住むAさん(31歳)は、会社からの帰宅途中に、目の前を歩く児童V(12歳)に対して、衝動を抑えきれずに後ろから抱き着き、服の中に手を入れて、胸や陰部を触ってしまいました。
Vに叫ばれて、我に返ったAさんは、Vさんに謝罪し、その場を立ち去ろうとしましたが、近くで一部始終を見ていたBさんの通報を受けて駆け付けた日野警察署の警察官に逮捕されてしまいました。
Aは、一時の迷いでVに迷惑と怖い思いをさせてしまったことに深く反省し、VやV両親に謝罪と賠償をしたいと考えています。
また、今後、自分の処分がどうなるのか(不起訴となることはあるのか?)の見通しも気になったため、接見に来た刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです)
【強制わいせつ罪】
強制わいせつ罪は、13歳以上の男女に対して、暴行または脅迫を用いて、わいせつな行為をした場合に成立します。
また、13歳未満の場合、手段や同意の有無を問わずに、わいせつな行為をした場合に強制わいせつ罪が成立します。
ですから、上記例のように、13歳未満のVに対してわいせつな行為をしたAは、強制わいせつ罪が成立することになるのです。
【強制わいせつと不起訴】
強制わいせつ罪は、親告罪といって、告訴がなければ公訴を提起することができません。
つまり、被害者が「被疑者を許して更生に期待します」などと考え、告訴をしない、または、告訴を取り下げれば、不起訴処分となるのです。
もっとも、強制わいせつなどの性犯罪は、被害者の処罰感情は高く、告訴を取り下げることをしないことが多いです。
上記例のように、強制わいせつの被害者が、子供であった場合には、示談の相手方は法定代理人たる被害者の親御さんであることが多く、処罰感情は極めて高いです。
そのような場合、第三者たる弁護士が間に入ることで、スムーズに話し合いが進む可能性が高まります。
そうすれば、謝罪の意がしっかりと伝わり、告訴取り下げ、不起訴となる可能性が高まるのです。
東京都日野市の強制わいせつ事件で逮捕されお困りのかた、不起訴の見通しを知りたいをお考えの方は、一度弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までご相談ください。
(日野警察署 初回接見費用:3万5400円)