東京都文京区の所得税法違反(脱税)事件 刑事事件専門の弁護士に相談
東京都文京区に住むAさんは,FXをすることで,3年間で2億円の収入を得ました。
しかし,その収入に関して一切税申告をせず,自ら書類を改ざんする等所得隠しをしていました。
そのような情報を得た東京国税局査察部によりAの捜査がなされ,後日,東京地方検察庁に所得税法違反(脱税)の容疑で告発されました。
Aは,刑事事件に強い弁護士事務所の弁護士に,今後どうなってしまうのかについて相談しました。
(フィクションです)
【FXとは】
FX(Foreign Exchange・外国為替)とは,外国通貨を売買することにより為替差益(利益)を得ることを目指す「外国為替証拠金取引」のことを指します。
FXによって取得したお金は,所得となりますので,確定申告の対象となります。
ですから,もし,確定申告せずに,納税を行わなかった場合,所得税法違反として起訴され刑事事件化する可能性があります。
悪質な場合には,執行猶予無しの実刑判決となる可能性もゼロではないので,注意が必要です。
【所得税法違反(脱税)】
所得税法違反のほ脱(狭義の脱税)は「10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し,又はこれを併科する」とされています(所得税法238条1項)。
また,単純無申告の場合「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」(所得税法241条)となっています。
上記例のように,書類を改ざんするなど不正行為により所得税の支払いを免れたような場合には,所得税法238条1項違反となる可能性が高いと言えます。
「平成28年度査察の概要」によれば,平成28年度の脱税などの,処理件数が193件で,告発件数は132件であり,およそ68.4%の告発率となっています。
ですから,脱税をしたとしても発覚する可能性は高いと言え,きちんと確定申告して所得税を納めるべきことは言うまでもありません。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件専門の弁護士事務所です。
過去に,所得税法違反(脱税)で相談へいらっしゃった方もおられます。
東京都文京区内の所得税法違反(脱税)事件でお困りの方は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで一度ご相談ください。
初回は無料となっております。
(富坂警察署 初回接見費用:3万6100円)