【お客様の声】電車内で痴漢事件を起こしてしまったお客様の声から頂戴した「お客様の声」を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部からご紹介します。
【事件概要】
ご依頼者様(60代男性、会社員、前科なし)が、電車内において、乗客の被害者の方(女性)に痴漢をしたところ、その場で被害者の方に手を掴まれ、警察官に引き渡されたという事案です。
警察署にて、ご依頼者様は一度逮捕されましたが、勾留は付くことなく処分保留で釈放されました。
釈放後、ご依頼者様は、今後の見通しや示談交渉の必要性などについて、弊所弁護士に無料相談をされました。
担当弁護士は捜査機関に対し、弁護士限りで被害者情報を開示させ、示談交渉を行いました。
また、担当弁護士のアドバイスで謝罪文を作成し、被害者の方にお渡ししました。
最終的に被害者の方との間で示談が調い、その示談書を捜査機関に提出し、その結果、不起訴処分を得ることが出来ました。
【事件経過と弁護活動】
今回のご依頼者様のように、電車内の痴漢で逮捕されたもののすぐに釈放されるケースはままあります。
しかし、その場合の多くは「処分保留による釈放」ですので、その後も捜査機関(警察官や検察官)による取調べが行われる可能性もありますし、放っておいた結果、罰金刑に処されたり、正式裁判になってしまう可能性もあります。
本件の担当弁護士は、ご依頼者様との契約後すぐに、各捜査機関の担当者と協議し、現況の確認を行いました。そのうえで、捜査機関から早期に被害者の方の連絡先等の開示を受け、示談協議を開始しました。
被害者の方としても、間に弁護士が入っていることで、とても安心されていました。加害者本人の反省の状況や示談の意味等について、担当弁護士は誠実かつ丁寧な説明を行い、被害者の方からの信頼を得られ、無事、被害届の取下げ約束も含めた示談の締結に至りました。
示談交渉の状況については、担当弁護士が逐一検察官に報告を上げており、その間検察官による処分や取調べは保留になり、ご依頼者様も安心して生活することが出来たようです。担当弁護士の初動やその後の対応の速さ故、受任後短期間で被害届の取下げ・不起訴処分の確定に至り、ご依頼者様の満足度も高いものとなりました