東京都荒川区内の学校内トラブル 傷害事件で審判不開始を目指す少年事件専門弁護士
東京都荒川区に住むA君(16歳)は、同区内の高校に通っています。
ある日、A君はV君にからかわれたことに憤慨し、V君を殴ってしまい、全治1か月のけがをさせてしまいました。
A君は、荒川警察署に呼び出されており、「近々、傷害事件として家庭裁判所に送致されると思う。おそらく、審判が開かれるのではないか」と言われています。
A君の両親は、A君の審判対応をしっかりするため、弁護士に依頼しました。
(フィクションです)
【学校内トラブル】
昨日のブログでは、隣人トラブルについて書かせていただきましたが、子供の学校内トラブルも刑事事件・少年事件につながります。
上記のように、他の生徒を傷害してしまうことで、刑事事件・少年事件となってしまうことも少なくなく、弊所にも数多くの少年事件の相談が寄せられています。
学校内トラブルから派生する少年事件は、上記のような傷害事件だけでなく、脅迫事件、恐喝事件、強制わいせつな強姦等の性犯罪、窃盗事件等多岐にわたります。
これらの学校内トラブルから生じる少年事件の例等に関しては、後日、別のブログで書かせていただきたいと思います。
【審判対応~審判不開始を目指す】
少年事件のほとんどは、家庭裁判所に送致されることが多いと言えます。
ですから、上記A君も、傷害保護事件として、家庭裁判所に事件が送致されることになります。
家庭裁判所では、審判が開かれることになり、そこで、保護処分に付すかどうかの判断がなされます。
審判は、成人の刑事事件でいう裁判のようなものです。
もっとも、成人事件と異なり、刑法上の法定刑が科されるわけではありません(逆送の場合を除く))し、審判は裁判と異なり非公開です。
ただ、審判を開くまでもないと裁判所が判断した場合には、審判不開始という形で事件が終了することもあります。
親御さんやお子様にとって、審判不開始となる方が、負担が少ないため、審判不開始を目指すのも弁護活動の一環になるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件・少年事件のみを取り扱っておりますので、少年事件の経験が豊富です。
東京都荒川区の少年事件でお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(荒川警察署 初回接見費用:3万7100円)