東京都八王子市の痴漢事件で現行犯逮捕 示談で弁護士に相談

東京都八王子市の痴漢事件で現行犯逮捕 示談で弁護士に相談

東京都八王子市内に住むAさんは、仕事からの帰宅途中、横に座った女性Vの体を触ってしまいました。
一部始終を見ていた男性に、「痴漢しましたよね?次の駅で降りてください」と言われ、Aさんは次の駅でその男性とVと一緒におりました。
その後、駆け付けた高尾警察署の警察官に高尾警察署へ連れていかれました。
Aさんは、被害者に謝罪と賠償(示談)をしたいと接見に来た弁護士に相談しています。
(フィクションです)

現行犯逮捕
現行犯逮捕が私人でもできるということは、多くの方が知っているのではないでしょうか。
根拠規定は刑訴法212条1項にあり、「現に罪を行い、又は現に罪を行い終わった者」(刑訴212条1項)に対する逮捕を認めています。

ただし、現行犯逮捕する際には注意すべき点もあります。
正義感のある人や犯罪を許せないという方は、目の前で痴漢事件を目撃した場合、やりすぎてしまう人もいます。
例えば、痴漢事件を目撃し、犯人を逮捕しようとした場合に、相手が反抗をするわけでもないのに、殴りつづけてしまうというような場合です。
このような場合、現行犯逮捕で犯人を取り押さえたとしても、暴行罪や傷害罪としてこちらも逮捕されてしまう可能性もあります。

また、「痴漢をしてしまった。家族にばれたくない」という加害者の心情を利用して「誰にも言わないから、100万払え」と金を要求すれば、恐喝罪が成立する可能性もあります。
実際に、被害者女性とグルになり、示談金と称して金を加害者からとる「痴漢ビジネス」も横行しています。

痴漢事件を起こしてしまったような場合、示談をするような場合でも、一度専門家である弁護士に相談したほうが後々の無用なトラブルを避けるために得策と言えるでしょう。
東京都八王子市痴漢事件で身内が現行犯逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所まで、一度ぜひお電話ください。
高尾警察署 初回接見費用:3万5800円)

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