東京都港区赤坂内の少年事件で逮捕 試験観察期間の対応を指導する弁護士
東京都港区赤坂内に住むA君(17歳)は強制わいせつの容疑で赤坂警察署に逮捕されました。
Aはそのまま勾留・家庭裁判所へ送致されました。
Aの付添人たる少年事件専門の弁護士は保護処分の決定を出すにはまだ早いと、試験観察の主張を考えています。
(フィクションです)
【試験観察】
少年事件で逮捕され、家庭裁判所による審判が行われた場合、少年院送致、児童自立支援施設・児童養護施設送致、保護観察、不処分などの承認に対する処分が判断されます。
ただ、不処分以外の保護処分の場合、そのいずれも少年の権利を制約するものです。
ですから、慎重かつ適切な判断がなされなければいけません。
そこで、保護処分を決定するにあたって、相当期間、家庭裁判所調査官の観察に付する決定(試験観察)の判断がなされる可能性があります。
試験観察には在宅試験観察と補導委託の2種類があります。
前者は保護者のもとで生活しながら、定期的に調査官と面談等をするものです。
後者は自立援助ホームや民間の篤志家の下で生活し、定期的に調査官と面談等をするものです。
試験観察を通じて、少年が真に反省し、生活態度を改善していけば、少年院送致相当の処分予定が、保護観察の処分になるということもあります。
そこで、弁護士は試験観察獲得に向けて様々な活動を行います。
例えば、居住先の確保を中心とした環境調整や調査官・裁判官との交渉です。
また、少年自身が試験観察の重要性や課題を把握する必要があります。
ですから、弁護士としては少年と信頼関係を築くことにより、試験観察の重要性を伝え、励ましていくことも重要なのです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、少年事件のプロフェッショナルたる弁護士が在籍しております。
東京都港区赤坂市内の少年事件でお困りの方は、弊所の弁護士までご連絡ください。
(赤坂警察署 初回接見費用:3万9300円)