東京都豊島区の刑事事件 盗撮ハンターから恐喝を受けたら弁護士に相談
東京都豊島区に住むAさんは、ある日、目の前のエスカレーターにいた女子高生のスカート内を盗撮してしまいました。
その直後、いきなり周りにいた男性2人から腕をつかまれ「盗撮しましたよね?近くの目白警察署に行きましょう。もし、嫌なら100万支払えば今回は見逃します」と言われました。
Aさんは、盗撮犯として目白警察署に捜査を受けるのを避けるべく、男性らに100万円を支払いました。
後日、同じ場所を通りかかったところ、その男性らが同じく盗撮したらしき人に対して、金を要求しているところを目撃しました。
どうやら、男性らは「盗撮ハンター」のようです。
Aは、一連のことについて弁護士に相談へ行きました。
(5月18日毎日新聞の記事を基にし、地名・内容を変えたフィクションです)
【盗撮ハンター】
盗撮ハンターとは、盗撮犯に対して「盗撮しただろ?警察に言われたくなければ示談金を支払え」等と言って、金銭を脅し取る者をいいます。
盗撮ハンターは、盗撮が起こりやすい場所で、盗撮犯を探しています。
また、盗撮ハンターと盗撮の被害者は面識がない場合も多いですが、被害者とグルになっている場合もあります。
前提として、公の場所で女性のスカート内を盗撮する行為は、各都道府県の条例違反という犯罪行為ですので、当たり前ですが絶対に行ってはいけません。
しかし、上記のように、そのような盗撮者に対して、金銭を脅し取ろうとする行為(盗撮ハンター)は、その行為自体が恐喝行為にあたります。
場合によっては、恐喝や恐喝未遂で盗撮ハンターが逮捕されることもあります。
実際に、上記参考記事では、劇団型盗撮ブラックハンターと捜査員に呼ばれる男らが、警視庁に逮捕されています。
【盗撮ハンターに恐喝されたら】
盗撮ハンターに恐喝をされた場合、一度弁護士に相談した方が得策と言えます。
恐喝行為の被害者としても、また、盗撮行為の加害者としても今後の対応をしっかりと相談した方が、精神的に楽になります。
東京都豊島区の盗撮事件で盗撮ハンターに恐喝されたような場合、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士まで一度ご相談ください。
(目白警察署 初回接見費用:3万5000円)