【東京都の弁護士】荒川区のヤミ金融事件で窃盗罪・貸金業法違反・出資法違反なら
東京都荒川区のヤミ金融グループに所属していたAは、不正に売買された他人名義の銀行口座のキャッシュカード数枚と暗証番号を渡され、現金を引き出すよう指示を受けました。
Aが東京都荒川区内のATMで、現金を20回以上にわたり引き出したところ、東京都荒川区を管轄する警視庁尾久警察署の警察官に窃盗罪の疑いで逮捕されてしまいました。
その後、ヤミ金融グループの主犯も逮捕され、Aは窃盗罪の他、貸金業法違反、出資法違反の疑いで追起訴されてしまい、心配になった家族は、窃盗罪等の刑事事件専門の弁護士に初回接見を依頼しました。
(フィクションです。)
【ヤミ金融事件の実態】
ヤミ金融事件は、オレオレ詐欺事件などと同様の組織犯罪であることが多いです。
ヤミ金融事件では、貸金業法違反や、出資法違反、組織犯罪処罰法違反で捜査される他、組織の末端役である現金引き出し役が窃盗罪の容疑で逮捕されるケースもあります。
それでは、上記のAのように、現金引き出し役が窃盗罪に問われるのはなぜでしょうか。
ヤミ金融事件の現金引き出し役は、他人名義の口座のキャッシュカードを利用して現金を引き出して、その現金を指示役に渡すため、現金の占有者である銀行の意思に反して現金を引き出していると解され、窃盗罪として成立するとされています。
【ヤミ金融事件で逮捕されたら】
ヤミ金融事件の窃盗罪で逮捕された場合、組織の全容解明に時間がかかるため、勾留され、また接見禁止となる可能性があります。
また、ヤミ金融事件では、組織の末端として窃盗罪で逮捕・起訴されていても、場合によっては、貸金業法違反、出資法違反等で再逮捕や追起訴をされる可能性もあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、ヤミ金融事件における窃盗罪、貸金業法違反、出資法違反等の刑事事件専門の弁護士事務所です。
ご家族がヤミ金融事件の犯人として逮捕され、お困りの方は弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所まで、初回接見をお申込み下さい。
(警視庁尾久警察署 初回接見費用:4万1000円)