【お客様の声】特殊詐欺による詐欺事件で保釈+執行猶予判決を獲得

【事案】
本件は、ご依頼者様のご子息様が特殊詐欺に関わってしまったとして詐欺罪で逮捕されていた事案でした。
当初は国選弁護士が選任されていましたが、保釈手続きについてうまく動いてくれなかったり、示談交渉を進めてくれない等の事情から不信感を持ち、セカンドオピニオンを含めて弊所にご相談がありました。
弁護士がご本人と接見したところ、ご本人から私選弁護士への切り替え希望があり、正式に弁護を引き受けることになりました。
【弁護活動】
ご依頼を受けた時点ですでに第1回目の裁判の日付が決まっており、各方面への調整を行う必要がある事件でした。
速やかに前任の弁護士から引継ぎを受け、裁判所に対しても弁護士が変わったことを説明し、裁判所に対しても保釈を請求しました。
迅速かつ十分な準備をして保釈を請求したことで、特殊詐欺の事案ではありますが第一回の裁判前から保釈を獲得することができました。
また、被害者が複数人いる事案であったためそれぞれに示談交渉を進め、可能な限りの被害回復を行うことができました。
特殊詐欺の事案は件数も被害額も多くなってしまう傾向があり、実刑判決が下される可能性もありましたが、判決では執行猶予を得ることができました。
【お客様の声】
実際にご依頼者様よりいただいた声をご紹介します。

【弁護士のコメント】
平成23年頃から「オレオレ詐欺」として認知され、現在に至るまで件数・被害額ともに増加している特殊詐欺の事案ですが、社会全体の「特殊詐欺を絶対に許さない」という意識から、裁判でも厳罰が科される傾向にあります。
詐欺罪、窃盗罪は「財産」に対する罪ですから、被害額が大きくなればなるほど、刑も重くなります。
特殊詐欺はその性質上、1件だけでも被害額が数十万円~数百万円にも及ぶことがあり、前科がない方であっても実刑判決となることが珍しくありません。
また、処分が重くなる傾向や共犯者が多数いるという性質から、保釈も認められにくい犯罪です。
特殊詐欺事件は、他の詐欺罪、窃盗罪とはやや異なる弁護方針や経験を必要とします。
本件でも保釈を請求するタイミングやそのための準備活動、示談交渉の進め方や法廷での弁護活動など、それぞれの要素がうまくかみ合ったからこそ、最終的に実刑判決を回避できたといえます。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件に精通した弁護士が最善の結果が得られるような弁護活動を行います。
東京都内でご家族が逮捕されてしまって不安な方や、どうしたらよいかわからないという方は、いち早く弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部までご相談下さい。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部は、東京を中心とする関東一円の刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
刑事事件・少年事件の弁護経験が豊富な弁護士が、初回の相談や接見から事件解決まで一貫して、適切な対応を致します。
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