東京都大田区の偽装結婚事件 電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で逮捕
東京都大田区に住むAさんは,知り合いの男性から偽装結婚をするよう頼まれて,外国籍の女性と,婚姻する意思もないまま婚姻届を提出し,金銭を受け取りました。その後,東京都大田区を管轄する蒲田警察署の警察官に偽装結婚をした疑いで,電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)
【偽装結婚とは】
偽装結婚事件では,電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪の罪が成立します。
偽装結婚でよくある事例では,外国人の方と日本人の方が,婚姻の意思がないのに日本で定められた方式に従って婚姻届を提出するケースです。
外国籍の方が日本で偽装結婚をする利点としては,「日本人の配偶者等の在留資格」を取得できることです。
偽装結婚事件は,近年,偽装結婚のあっせん業者が存在するなど組織的に犯行が行われるケースも多く,手口が巧妙化しています。
そのため,警察が偽装結婚事件で捜査する際は,偽装結婚のあっせんグループの検挙も視野に入れて捜査をしていることが考えられます。
【偽装結婚で逮捕されたら】
偽装結婚で逮捕された場合,上記で説明したように,近年は組織化が進んでいることから,組織の全容解明のため,勾留が付く恐れがあります。
また偽装結婚は相手方がいますので,勾留がついた場合,さらに接見禁止処分となる可能性もあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は,刑事事件専門の弁護士事務所ですので,外国人事件や偽装結婚事件の取り扱いも多数あります。
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(蒲田警察署 初回接見費用:4万1200円)