東京都品川区五反田の商標法違反事件 逮捕されたら量刑などを弁護士に相談
東京都品川区五反田在住のAさんは、ネットオークションで海外ブランドのコピー商品を販売している業者です。
ある日、ネットオークションでAさんが販売するコピー商品を購入したVさんが、ネットオークション運営者に通報したことを機に、Aさんは警視庁大崎警察署に商標法違反の容疑で逮捕されました。
(フィクションです。)
~商標法違反の罪とは~
上記事例のAさんは、商標法違反で逮捕されています。
商標法でいう「商標」とは、業務で取り扱う商品やサービスを他の業者の商品やサービスと異なることを示すために使う、企業のロゴや標識を指します。
商標法は、偽物の標識やロゴを纏ったコピー商品と本物の商品を区別することによって、本物の商品を保護する役割を担っています。
そして、このようなコピー商品をコピー商品であると認識しながら販売、輸出入、所持する場合に商標法の罰則規定(78条)が適用されます。
上記事例のAさんは、海外ブランドのコピー商品であると認識している場合には、コピー商品を輸入し、販売し、また所持しているため、商標権を侵害しているとして商標法違反が成立する可能性が高いです。
~商標法違反の刑事処罰の量刑~
商標法違反で起訴された場合の量刑は、懲役1~2年罰金50万円~300万円、執行猶予3~4年となるケースが多いです。
例えば、ブランド物の偽物の財布110点を販売するために所持していた商標法違反の事件では、懲役1年罰金50万円、執行猶予3年の量刑となりました。
また、ブランド物の偽物の財布等447点を販売するために所持していた商標法違反の事件では、懲役2年罰金300万円、執行優猶予3年の量刑となりました。
商標法違反事件で不起訴処分や執行猶予付きの判決を獲得するには、被害者の方への謝罪・弁償や、その後の商標法違反の再犯防止策をきちんと行っていく必要がありますが、これはなかなか自分だけでできることではありません。
そのためには、刑事事件に強い弁護士に相談・依頼することが望ましいでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、商標法に強い刑事事件専門の弁護士が、依頼者様のために尽力いたします。
東京都品川区五反田で商標法違反で逮捕されお困りの方は、弊所の弁護士までご相談ください。
(初回接見費用 大崎警察署 35,800円)