インターネット上の「愚痴」でも,偽計業務妨害で逮捕? 弁護士に刑事事件を相談
事例~以下の事例はフィクションです~
 仕事のストレスからむしゃくしゃしてしまったXさんは,インターネットの掲示板に匿名で数か月にわたって,「A警察署の警察官は仕事ができない」,「あんなやつらは税金泥棒だ」,「B署の警察も無能だ」,「B署のやつらを殺す」,「ナイフで殺してやる」等と投稿しました。
 Xさんとしては冗談のつもりだったので問題ないだろうと放っておいていたのですが,後日,B警察署の捜査官はXさんを偽計業務妨害罪で逮捕しました。
 Xさんの家族は何が起きたか分からず,刑事事件に強い弁護士に相談することにしました。
1偽計業務妨害罪とは
  事例のように,冗談のつもりであったとしても,「誰が見ても信じないだろう」と思われるような内容でない限り,冗談のつもりでしたと言う言い分は認められにくいでしょう。
 また,誰が見ても嘘の投稿だと言うことはできないため,この投稿を見た警察等の捜査機関が,本来行う必要がない警備を行うことになるのは一般的に容易に想像できます。
 事例のような行動は,偽計業務妨害罪(3年以下の懲役または50万円以下の罰金)に当たってしまう可能性が高くあります。
 インターネットリテラシーも強く求められる時代です。
 ネット上の悪戯であっても犯罪になってしまうことがあります。
 自分の投稿に不安がある場合には早期に弁護士に相談しましょう。
2 逮捕されるとどうなる?  
  偽計業務妨害罪で逮捕されてしまった場合,逮捕に引き続いた勾留がなされる可能性が高くあります。
 勾留の間,余罪の捜査も含めて厳しい取調べがなされることになります。
 また,勾留期間は原則として10日ですが,事例のようにインターネット上での犯罪や余罪もあり得るため,拘束期間が長期化することも考えられます。
3 弁護士による対応は?
  逮捕されてしまった場合,まず弁護士が接見を行うことで取調べに対して適切に対応ができます。
 事例のように警察に対する犯罪の場合,余罪の有無も含め取調べが厳しいものになりがちです。
 取調べの対応が必要な事案の場合,弁護士との迅速な接見が,その後の流れを大きく左右します。
  
 また,事件を起こしてしまった原因や今後の再犯防止のための対策について,弁護士が家族の方とも協力して行い,その結果を捜査機関に対して適切に主張することで,早期の釈放や処分の軽減を狙っていくことができます。
  弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は刑事事件専門の事務所であり,数多くの刑事事件を対応してまいりました。
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