【お客様の声】殺人未遂事件で釈放・不起訴
【事件の概要】
ご依頼者様の息子様(20代男性)は交際相手(被害者)と口論になり首を絞めてしまったが,幸いにして被害者は死に至らなかったという殺人未遂事件。
【弁護活動】
事件の発生から3か月後にご依頼者様の息子様は逮捕され,逮捕から3日目に当所にご依頼がありました。
逮捕された罪名は「殺人未遂」と極めて重い罪名になっており,裁判になると実刑判決を受けることも懸念される事件でした。
ご依頼者様は国選弁護士の活動に不安があるとのことで,私選で当所に弁護の依頼をされました。
弁護士が接見したところ,当時被害者を殺すつもりはなかったのに殺意を認めるかのような取調べがなされている一方,実際に被害にあわれた方のいる事件でした。
そこで,これ以上ご本人様に不利な取調べがなされないよう接見を重ねるとともに,捜査機関に対して誘導的な取調べがなされない様働きかけを行いました。
また,被害者の方に対して誠心誠意謝罪し,被害弁償を行い,示談を締結することができました。
これらの弁護活動の結果,ご本人様には殺意がなかったとして検察官を説得でき,示談もできていたことから,釈放・不起訴処分を獲得することができました。
【まとめ】
殺人未遂罪という罪は極めて重い罪の一つです。
殺人未遂罪は,被害者を殺害する気持ちがある「殺意」が必要となります。
捜査機関は,取調べで殺意を認めるよう誘導的な取調べを行うケースが少なくありません。
一般の方では取調官の誘導的な取調べに載ってしまう可能性もあるため,頻繁に接見に行き取調べ状況を把握するとともに,捜査機関に対して働きかけを行う必要があります。
殺人未遂罪などの重大事件でご家族の方が逮捕・勾留されている場合,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部にご連絡ください。
ご本人のもとへ初回接見に伺い,事件の内容等を確認したうえで今後の見通しや取調べの状況についてご説明致します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部は、東京を中心とする関東一円の刑事事件・少年事件を専門に取り扱う法律事務所です。
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