Archive for the ‘お客様の声’ Category

【お客様の声】特殊詐欺事件で保護観察処分

2021-06-10

【お客様の声】特殊詐欺事件で保護観察処分

◆事件概要◆

依頼者(当時高校生の男性)は、スーパーの近くに友人と遊びに行っていたところ、その帰りに警察官に捕まって警察署まで連行されて逮捕されてしまいました。
容疑は息子の部下を装って老人から200万円をだまし取ろうとした特殊詐欺事件の共犯者ということでした。ただ、依頼者はこのような話は全く聞いていませんでした(以下「A事件」といいます)。
その後、依頼者が、A事件の1週間ほど前に、暴力団関係者と思しき者に脅されて、老人の家に行って封筒を受け取り、封筒内に入っていたキャッシュカードを使ってATМでお金を引き出すという、特殊詐欺の受け子と出し子をしていたことが判明しました(罪名としては詐欺と窃盗になりますが、以下まとめて「B事件」といいます。)。
依頼者は定期試験直前だったうえ、大学入試に向けて準備をしていました。

◆事件経過と弁護活動◆

<厳しい特殊詐欺事件>
特殊詐欺事件での受け子や出し子といった末端関与者は、はっきりと犯行の内容を告げられたうえで加担しているとは限りません。
中には、知人からちょっと付き合って欲しいなどだけ言われて何も知らされずに事件に巻き込まれてしまうことも少なくありません。
このような事件では故意の有無が問題となりますが、警察官や検察官の取り調べも過酷になりがちですし、近年の裁判例では故意があったと判断されやすい傾向にあります。
また、特殊詐欺事件は、近年重大な社会問題となっていることもあって、初犯の場合でも少年院に送られる可能性が高くなっています。

<苛烈な取り調べを乗り越えて不送致>
依頼者はB事件に関わっていたことから、A事件についても分かってついて行ったのだろうと警察官から強硬に詰問され、一度は警察官の言うとおりに弁解録取を取られてしまいました。
しかし、弁護士から自分の当時の認識について正直に話すべきだと励まされ、その後の取り調べでは自分は何も知らされていなかったと正直に話すことができました。
警察官の取調べはその後も執拗さを増し、夜遅くに複数人で囲んで長時間行うこともありました。
しかし、弁護士が頻繁に接見して依頼者を励まし、また検察官に取調べに対して抗議することで、依頼者は警察官の執拗な取り調べを乗り切ることができました。
また、弁護士が当時依頼者が友人と遊んでいた現場を見分したところ、そこはスーパーからもよく見えるような場所でした。
「詐欺の手伝いをすることを知らされていれば、そのような場所で遊んでいられないのではないか。」弁護士が依頼者にそのように話すと、依頼者も自分の当時の認識に自信が持てました。
依頼者は自信をもって検察官の取り調べに向かうことができました。

その結果、検察官もA事件では依頼者に故意があったとするのは困難ではないかと判断し、A事件は家裁送致されませんでした。

<一度は少年院送致になりかけるも、試験観察から保護観察へ>
B事件については依頼者も脅されていたとはいえ実行したのは間違いなかったので、被害者の方と示談して被害を弁償しました。
しかし、少年事件では成人の事件のように被害を弁償しさえすれば十分ではありません。
少年の抱える状況を保護者ら家族がしっかりと理解して支えていけるか、学校や仕事などの健全な成長のための環境の調整ができているかどうかが、保護観察か少年院送致かを分ける重要な分水嶺となります。

警察官や検察官の取り調べへの対応と並行して、弁護士は依頼者の通う高校の校長先生と面談し、何とか学校に残れないか直談判しました。
その結果、夏期休暇期間に代理登校すれば欠席扱いにはしないとのご配慮をいただきました。
その他にも、ご家族と依頼者の抱える状況を共有し、依頼者の社会復帰の環境を調整しました。
調査官も当初は少年院送致が相当だとの意見を出していましたが、弁護士が調査官と面談し、試験観察の余地があるとの意見を付け加えてもらうことができ、審判では何とか試験観察を勝ち取れました。
試験観察は通常2,3カ月かかるところ4カ月と少し長くなりましたが、最後の審判では無事保護観察となりました。
依頼者は無事学校生活に戻ることができ、その後大学を受験して合格し、進学することができました。

【お客様の声】準強制性交事件で他の都道府県と協力

2021-06-08

【お客様の声】準強制性交事件で他の都道府県と協力

【事案の概要】
ご依頼者様のご子息様は,連れ合い数人と,飲食店で知り合った女性とで飲酒していた際,連れ合いがその女性と性交渉したことが準強制性交に該当しその共犯者として逮捕された事件。

【弁護活動】

ご依頼者様らは一度当所の無料相談に来られており,ご子息様が逮捕されたため正式に当所に弁護活動を依頼されました。
なお,ご依頼者様とご子息様が相談に来られた支部と,事件を取り扱う警察署は別々の都道府県でしたので,支部間での情報共有を行いながら弁護活動を行いました。
ご子息様としては,連れ合いの方が準強制性交をしてしまうとまでは考えておらず,事前にそのような打ち合わせがなされていたのでもないことから,共犯にはあたらないとの弁護方針を立てることにしました。
この事件では関係する別の方も逮捕されており,その方から責任を擦り付けられないように,弁護士がご子息様と接見して打ち合わせを重ねながら取調べに対応していきました。
取調べへの対応の結果,ご子息様は事件の実行犯ではないこと,事件への関与が薄いことを主張することができました。
また,被害者とされる方に対して,一定のお詫びの気持ちを示すために示談も行いました。
これらの弁護活動の結果を踏まえ,検察官と処分に関する交渉を行いました。
検察官は当初起訴することも考えていたようですが,最終的には不起訴処分を得てご子息様は釈放されることができました。

【まとめ】

刑事事件を起こした,あるいは起こしたとされている場合,ご自宅の近くにある弁護士事務所に相談に行くことが考えられます。
しかし,刑事事件の場合,被害者がお住まいの場所や事件地などに所在する警察署などが被害届を受理して捜査を開始することが一般的です。
事件の内容次第では,御自宅から遠く離れた場所での留置施設で身柄拘束をされる可能性があります。
身柄拘束された場合,弁護士は接見を行う必要がありますが,都道府県を跨ぐなどの遠方の場合,弁護士としても接見の負担が大きく,費用もかかることが考えられます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は札幌・仙台・さいたま・千葉・新宿・八王子・横浜・名古屋・京都・大阪・堺・神戸・福岡と全国に13支部があり,今回の事案のように遠方で逮捕された場合などには他支部とも協力し乍ら対応することが可能です。
準強制性交などの刑事事件で他の都道府県と協力が必要と考える場合、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部にご相談ください。

【お客様の声】警察にすぐ釈放と言われたのに勾留?

2021-06-06

【お客様の声】警察にすぐ釈放と言われたのに勾留?

【事案の概要】
ご依頼者様のご主人が通勤中に電車内で痴漢をしてしまい逮捕されたという迷惑行為防止条例違反事件。

【弁護活動】

ご依頼者様は,逮捕から数日たったのちに当所に弁護活動を依頼されました。
ご依頼者様は警察官から,すぐに釈放されるから大丈夫だと言われていたそうですが,裁判所が10日間の勾留を決定したため,警察に言われたのと違う事態になってしまい,どうしたらわからなくなってしまわれました。
警察官が逮捕された方のご家族に対して,すぐに釈放される等と安易に言うことがあるそうですが,勾留を決めるのは警察官ではありませんし,警察官は資格を持った法律家ではありません。
最初はパニックになってしまうことは仕方のないことですが,資格と経験のある弁護士に早期に相談することが大切です。
ご依頼からすぐに弁護士が勾留に対して不服を申し立てて裁判所とも掛け合ったところ,当初の勾留の決定が取り消され,ご主人は釈放されました。
その後被害者の方と示談交渉を行い,時間をかけて謝罪と弁償に関する話し合いを進めたところ,示談を成立させることができ,最終的に不起訴処分を獲得することができました。
早期に釈放され,不起訴処分を得られたことからご主人も職場に事件のことを知られることなく社会復帰することができ,ご依頼者様ら家族の生活を守ることもできました。

【まとめ】

被疑者を逮捕するのは主として警察官ですが,逮捕した被疑者を勾留するかどうか判断するのは警察官ではなく裁判官(及び勾留請求を行う検察官)です。
今回の事案に限らず,警察の方の説明とは異なる手続きが進められたというお話は少なくありません。
ご家族が勾留されるのか,見通しはどうなるのかといった相談は,法曹資格を有する弁護士に行う必要があります。

ご家族が痴漢事件で逮捕されてしまい,警察の方がすぐに釈放されると言われた方がおられましたら,安心することなく刑事事件・少年事件を専門とする弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部にご連絡ください。

【お客様の声】盗撮事件で示談交渉

2021-06-04

【お客様の声】盗撮事件で示談交渉

【事案の概要】
ご依頼者様は仕事の帰宅途中に駅構内のエスカレーターで,女性のスカートの中を盗撮してしまったという迷惑行為防止条例違反事件。

【弁護活動】

ご依頼者様は被害者の方に盗撮行為がばれてしまい逮捕されたものの,一度釈放されたため,被害者との間での示談交渉をするために当所に依頼されました。
弁護士が被害者の方の連絡先を入手して示談交渉を開始したところ,被害者の方は大変強い被害感情を持っていることが分かりました。
そのうえで,示談の申し入れを行ったおころ,被害者の方からご依頼者様へ様々な無理難題が提示され,それらが飲めなければ示談交渉に応じない姿勢を取られてしまいました。
途中弁護士とご依頼者様とで協議を行い,無理難題はきちんと断るとしても,被害者の気持ちに寄り添いながら代替案を提示して交渉を継続しました。
被害者の方とも数回面談を行い,弁護士が被害者の方の気持ちもしっかりと受け止めたうえで話を進めたところ,最終的に示談を締結することができました。
ご依頼者様には前科などはありませんでしたので,示談の成立後,不起訴となることができました。
ご依頼者様は事件のことを職場等に知られることなく社会復帰を果たすことができました。

【まとめ】

盗撮事件などの被害者がいる事件では示談交渉は重要な弁護活動です。
しかしその交渉は容易ではなく,無理難題を仰る被害者の方もおられます。
弁護人は,ご依頼者様の代理人である被害者の気持ちに寄り添い乍ら交渉を進めて行く必要があります。

刑事事件の被害者との示談交渉については,刑事事件・少年事件を専門とする弁護士に相談をすることをお勧めします。
盗撮事件で逮捕されて釈放された方,ご家族が現在逮捕されているという方がおられましたら,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部にご相談ください。

【お客様の声】大麻事件に巻き込まれた!

2021-06-02

【お客様の声】大麻事件に巻き込まれた!

【事案の概要】
ご依頼者様の息子様(30代・事件のご本人様)は,知人が運転する自動車に同乗していたところ,交通検問を受けた際に所持品検査を受け,自動車内から大麻が発見されたため大麻の共同所持の疑いで逮捕されたという事件。

【弁護活動】

ご依頼者様は逮捕から2日後,事件の詳細が分からなかったため国選弁護士を待つことなく当初に接見を依頼されました。
弁護士がご本人様と接見したところ,大麻は自分の物ではないしそもそも大麻を見たこともないということが分かり,ご本人様は事件に巻き込まれたことが分かりました。
ご依頼者様と弁護士が面談したところ,釈放に向けた活動と早期の事件解決を目指すために,当初にご依頼されました。
一般的に薬物事件は逮捕されてから釈放されにくい傾向にありますが,ご依頼があった日のうちに,裁判所は釈放の判断をしました。
検察官は,釈放の判断に対して不服の申し立てを行いましたが,弁護士が反論の意見書を提出し裁判官とも交渉を行ったところ,釈放の判断が維持されました。
釈放後は,ご本人様が運悪く事件に巻き込まれた立場であることを主張し,取調べにおいても不利な話をしてしまわないように打ち合わせを行いました。
最終的に,ご本人様は大麻の所持に関わっていないことが明らかになり,無事不起訴処分となりました。
ご本人様も早い段階で釈放され,職場への復帰も果たすことができました。
薬物事件というだけで捜査機関は逮捕,勾留を求める傾向が強いですが,個々の具体的な事情を丁寧に拾い上げて主張していくことで釈放されることがありますし,捜査への初期対応の重要性が分かる事案でもありました。

【まとめ】

知人が大麻を所持していた場合であっても,同じ車に乗っていた方は共同所持で身柄拘束されることが多いです。
また,薬物事件であれば勾留される可能性が極めて高いことから,身柄拘束の期間は長くなります。
しかし,弁護士が裁判所に対してご本人が事件に巻き込まれているということをしっかりと主張することで,釈放に至るという場合もございます。
ご家族が大麻などの薬物事件に巻き込まれた場合,楽観せず,一方で諦めることなく弁護士に相談することをお勧めします。

お子さんが,知人の大麻所持事件に巻き込まれてしまった場合,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部にご連絡ください。

【お客様の声】盗撮で不起訴獲得

2021-05-31

【お客様の声】盗撮で不起訴獲得

【事案の概要】
ご依頼者様のご主人は,通勤の際の乗り換え駅構内で女性のスカート内を携帯電話で盗撮してしまい逮捕されたという迷惑行為防止条例違反事件。

【弁護活動】

ご依頼者様はご主人が逮捕されてから2日後に当所に弁護活動をご依頼されました。
この時点で既に事件は検察官に送致されており,その日のうちに釈放に向けた活動が必須の事件でした。
すぐに弁護士がご主人と接見して必要な書面を取得し,ご依頼者様から釈放後の監督が可能であることを具体的に聴きとったうえで,それぞれ検察官に提出して交渉したところ,何とかその日のうちに釈放されることができました。
ご主人には同じような盗撮の前科や余罪もあったため勾留されてもおかしくないところでしたが,スピード感をもって対応することで,不要な勾留を避けることができました。
その後弁護士が被害者の方の連絡先を取得し,示談交渉を行いました。
はじめ被害者側は厳重な処罰を望んでおり,示談交渉は難航しましたが,ご主人からの謝罪文を提示したり,弁護士が被害者の気持ちにも寄り添ったりしながら交渉を進めたところ,最終的に示談を締結することができました。
示談交渉と並行して,ご主人には再犯防止のためのカウンセリングや,家族内での話し合いを行っていただきました。
これらの事情を検察官に示せたことで,不起訴処分となりました。

【まとめ】

盗撮事件のような被害者がいる事件の場合,示談交渉により被害者に弁済をして,被害者が被疑者に対して厳しい処罰を求めない旨を書面として落とし込むことが重要な弁護活動になります。
しかし,被害者の方一人ひとりのお気持ちに寄り添い,適切な説明・対応ができなければ,示談交渉はできません。
また,示談交渉だけでなく再犯防止のための活動やご依頼者様の家庭内での調整などが必要となる場合もございます。

ご家族が盗撮事件などで逮捕されたり,在宅捜査を受けているという方がおられましたら,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部にご連絡ください。
示談交渉やカウンセリングなど,事件毎に必要な弁護活動についてご提案・ご説明致します。

【お客様の声】13歳未満の事件(一時保護と少年審判)

2021-05-29

【お客様の声】13歳未満の事件(一時保護と少年審判)

【事案の概要】
ご依頼者様の息子様(10代)は,ショッピングモール内のトイレでわいせつな行為をしたとして児童相談所一時保護された強制わいせつ事件。

【弁護活動】

本件の息子様は年齢的に少年事件の中でも触法少年として扱われ,児童相談所との折衝が必要な事件でした。
ご依頼者様は息子様が一時保護されたことやその後の手続きに不安が多かったことから,当初に弁護を依頼されました。
弁護士が息子様と面会したところ,息子様の考え方の問題点や対人関係で気を付けなければならない点があることが分かりました。
弁護士がご依頼者様ら親とも面談し,事件を起こしてしまった息子様とのかかわり方について,考えていかなければならない点を話し合いました。
子供が事件を起こしてしまうと,親としては「育て方を間違えてしまったのではないか」と思ってしまうこともありますが,少年事件の場合は,悲観するだけでなくこれまでをしっかりと振り返ったうえで,将来のことをきちんと考えていかなければなりません。

息子様は児童相談所から少年鑑別所へ移り,その後少年審判が開かれることになりましたが,弁護士との面会を重ねるごとに,様々な物事への考えが深まっていく様子が見られました。
このような変化について弁護士が家庭裁判所に適宜報告し,息子様が良い方向で成長しつつあることをアピールしました。
また,息子様が通っていた学校へ弁護士が出向き,学校の先生方に事情を説明して,学校でも息子様を受け入れていただくための態勢を整えていただきました。
息子様が成長する様子や,家族・学校が適切に指導監督できることを審判でも明らかにしたことで,審判の結果,息子様は施設に送られることなく自宅に帰り学校にも復帰することができました。

【まとめ】

刑事未成年である14歳未満のお子さんが刑事事件にあたる行為をした場合には触法少年として扱われます。
触法少年は,14歳以上20歳未満の少年事件とは異なる手続きを受けますが,最終的に審判が開かれる可能性があります。
その過程においては,お子さんに対して事件や社会との向き合い方,将来についてなど,保護者とは異なる立場から助言をし,物事への考え方を深めていくよう導く必要があります。
13歳未満のお子さんが強制わいせつなどの事件を起こしてしまい,児童相談所少年鑑別所少年審判に至るまでの流れや,どのような付添人活動が考えられるかを知りたい方がおられましたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部に御連絡ください。

【お客様の声】不起訴獲得(酒に酔って器物損壊)

2021-05-27

【お客様の声】不起訴獲得(酒に酔って器物損壊)

【事案の概要】
ご依頼者様の会社の従業員であるご本人様は,お酒に酔って暴れて,飲食店のガラスを蹴って割ってしまい110番通報で駆け付けた警察官に逮捕されてしまったという器物損壊事件。

【弁護活動】

ご依頼者様は,ご本人様を逮捕した警察署から連絡を受けましたが,事件の詳細が分からなかったため当所に弁護活動を依頼されました。
逮捕から3日が経った時点でのご依頼でしたが,直ちに弁護士が接見に向かい,検察官と交渉したところ,当日の内にご本人様が釈放されました。
一度身体拘束が決定してしまうと釈放が困難になることもありますが,捜査の初期に対応することで釈放の可能性を高めることができます。
また,ガラスが壊れるという被害が発生していたため,弁護士が代理人として示談交渉を行い,早期に示談を締結することができました。
ご依頼者様やご家族の方が身元引受をしていることや示談が成立したこと等,ご本人様に有利な事情をまとめて検察官に提出した結果,無事不起訴処分を獲得することができました。

【まとめ】

器物損壊事件では,
・逮捕・勾留されている場合には身柄解放活動
不起訴処分など、より良い結果を求める弁護活動(示談交渉や取調べ対応など)
が必要となります。
特に身柄解放活動については,弁護士の説明次第ですぐに効果が表れることもあります。
御家族の方が,お酒に酔って器物損壊事件などを起こしてしまい,身柄解放活動やより良い結果を求める活動を希望されている場合,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部に御連絡ください。

【お客様の声】大麻事件での取調べ対応

2021-05-25

【お客様の声】大麻事件での取調べ対応

【事案の概要】
ご依頼者様が,知人から郵便を利用して大麻を譲り受けた,との疑いで捜査され逮捕された事件。

【弁護活動】

ご依頼者様は大麻を譲り受けた認識はありませんでしたが,警察から何度か呼び出されて取調べを受けていました。
身に覚えはないため取調べでの対応に困ってしまい,当所に弁護活動をご依頼されました。
弁護士としては,ご依頼者様のお話によると大麻取締法違反とならない事件であるとの心証を持ったため,安易に事実を認めてしまわないように取調べのアドバイスを行いました。
嫌疑を否認したため,途中,警察は令状による逮捕を強行しました。他に証拠がなく自白を得ようとするための逮捕であることは明白でした。
逮捕されたのは遠方の警察署でしたが,弁護士が頻繁に接見に通い,取調べに屈することがないよう励まし続けました。
ご依頼者様は自白してしまうことなく取調べを終えることができたため,結果として起訴されず不起訴処分となりました。
嫌疑を否認している事件の場合,警察などの捜査機関は逮捕や起訴をちらつかせて取調べで自白を求めてくることが間々あります。

そのような場合であっても先走って判断してしまうことなく,弁護士とよく相談してから方針を決めていくことが重要です。

【まとめ】

客観証拠が乏しい事件では,未だ取調べ・供述調書での自白に偏重した捜査が行われるという実態がございます。
上記のような事件では取調べの対応は極めて重要です。
被疑者が逮捕・勾留された場合には自宅に帰ることができず,更には薬物事件では接見禁止決定が下される場合が多いため,例え家族であっても面会ができないということも少なくありません。
短いようで長く感じるであろう勾留期間において,被疑者は不安に苛まれてつい自分の認識と異なる発言をしてしまう可能性は否定できません。
弁護人としては,足繁く接見に向かい、取調べでのアドバイスを行うとともに張り詰めた意識を緩める役割をも担う必要があります。

大麻事件で取調べを受ける可能性がある,あるいは御家族が既に逮捕・勾留されてしまっているという方がおられましたら,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部に御連絡ください。

【お客様の声】身に覚えのない事件で刑事事件化回避

2021-05-23

【お客様の声】身に覚えのない事件で刑事事件化回避

【事案の概要】
ご依頼者様のご子息様(20代)はイベントで知り合った女性と飲食したのちキスする等しましたが,後日合意のない性交渉をされたと言われた強制性交等事件。

【弁護活動】

ご依頼者様がご子息様から事情を聴いたのち,相手の女性からご依頼者様にあてて相当高額の慰謝料を払うよう連絡が来ました。
ご子息様としてもそもそも性交渉はしておらず,恋愛感情に基づいたキスという認識でしたし,相手方から提示された金額は相場に照らしても高額で対応に苦慮されたため,当初に弁護を依頼されました。
弁護士が相手の女性と連絡を取ったところ,話が転々としていたうえ,ご子息様の話とやや食い違いも見られました。
そこで,ご依頼者様,ご子息様からも丁寧に事情をうかがい,相手方の主張を争う方針に決めました。
相手の女性は警察に行って被害届を出す等とも言われましたが,弁護士が警察に確認の上で犯罪にあたるような行為は全くなかった旨を説明したところ,警察において事件化されることを阻止することができました。
その後も相手の女性はご依頼者様やご子息様との接触を図ろうとしていましたが,間に弁護士が入って毅然とした対応をすることでご依頼者様,ご子息様の主張を曲げずに貫くことができました。

【まとめ】

このように、強制性交等事件のような被害者がいる事件では,身に覚えのないものや相手方との主張が食い違うという場合があり,内容次第では刑事事件に発展しないという事案もございます。
しかし,相手方が警察に被害届を出すと言っている場合,一般の方が法律に基づいた毅然とした態度で臨むということは容易ではないかもしれません。
身に覚えのない強制性交等事件などで被害届を提出する等と言われている方がおられましたら,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所東京支部・八王子支部に御相談ください。
在宅事件の場合,事務所にて無料で御相談いただけます。

« Older Entries Newer Entries »

keyboard_arrow_up

0120631881 問い合わせバナー LINE予約はこちら